2013年、日本で3番目に世界農業遺産認定。
この地域では クヌギのほだ木を使ったシイタケ栽培が盛んです。
クヌギは伐採しても根株から再生する木。 伐採した木は柔らかくて栄養豊富な土をつくり、 保水や川下の沿岸漁業にも役立っています。
また山間地では 水田の用水を確保するために 小規模の「ため池」を連携させる文化が生み出され、 クヌギ林とともに独自の風景を作り出しています。
別府や湯布院から車で約30分の距離に位置し、 市内にも温泉がたくさんある宇佐。 温泉は地域で「憩いの場」として親しまれており、 安心院町内にも4つの温泉が集まっています。
農泊では、家のお風呂ではなく 温泉をご利用いただきます。 普段着の地元の人々との交流とともに 温泉をゆっくりとお楽しみください。
漆喰の壁に描いた立体的な絵「鏝絵(こてえ)」 の数で安心院は全国トップクラス。
明治期のものを含め80ほどの鏝絵があります。
参照:「こて絵散策(宇佐市観光協会ホームページ)」
宇佐市は、石造りのめがね橋の数で日本一。 江戸時代から昭和初期の石橋がたくさん残っています。
安心院ではライトアップされるので 夜に見に行くのもおすすめです。
宇佐市にある宇佐神宮は八幡さま全国4万社の総本宮。 最初の御殿が建立されたのは弘仁14年(823年)。 上宮内には樹齢800年のご神木があります。
「安心院(あじむ)」の由来は諸説あります。 奈良時代に「倉院」があって 攻め込まれにくい地形なので「安心」だから というのがそのひとつ。
「倉院」というのは、お米を集める場所。 ここは古くから経済交流の要衝だったようです。
今でも高速自動車道が交差し、 大分空港、大分駅、湯布院、別府、宇佐神宮などの 中心に位置する交差点です。